寝てる時に全身がしびれたら?原因と対策、予防方法を解説

寝ている時に全身がしびれて、目が覚めてしまったことはありませんか?朝起きたら手や足の感覚がなく、力が入らないと感じた経験のある方もいるでしょう。

本記事では、就寝中や起床時のしびれが気になっている方に向けて、原因や対策、予防法についてお伝えします。

なぜ寝ている時に身体がしびれるの?

寝ている時に身体がしびれる原因は、血行不良や自律神経などさまざまです。中には病気が関連しているケースもあるため、早期の対策が必要な場合もあります。まずは、しびれのメカニズムや原因を知り、正しい対策を心がけましょう。

全身がしびれた状態とは?

しびれとは、ビリビリする、触れても感覚がにぶい、熱や冷たさを感じないなど、感覚の異常を指します。手足の脱力感や動きの悪さなど、運動麻痺があらわれるケースもあります。

一口に「しびれ」といっても、症状は多彩です。全身にしびれが出る場合もあれば、身体の一部分だけに起こる場合もあります。身体の中でも、特に手足のしびれに悩まされている方も少なくありません。

全身がしびれる原因は?

身体がしびれる原因は、「病気」「血行不良」「自律神経の乱れ」の3つが考えられます。

病気が原因のしびれは、片側の手足のしびれや感覚障害、筋力低下を伴う場合が多いといわれます。片側の手足や口の周りにしびれる場合は、脳梗塞や脳出血の病気の可能性も無視できません。心臓病や高血圧、糖尿病などが原因でしびれを発症することもあります。

冷え、身体を締め付ける下着、筋肉の凝りなどによって血管が圧迫されると血流障害が起こります。それがしびれにつながっている可能性もあります。

他には、自律神経の乱れが原因で、全身のしびれや手足のしびれが起こっている場合もあります。

なぜ寝ている時に身体がしびれるの?

寝ている時にしびれが起こる原因は、主に「寝姿勢」と「病気」の2つです。

一時的なしびれは、寝ている時の姿勢の悪さが原因として考えられるでしょう。手を頭の下に敷いて寝たり、無意識にバンザイの姿勢で眠ったりすると、筋肉が硬くなり血行不良が起こり、しびれの原因につながってしまいます。

もし、しびれの症状が1週間以上続く場合は、病気の可能性も考えられます。医療機関で検査を受けることをおすすめします。

そのしびれはもしかして睡眠麻痺かも?

入眠直後に目が覚めて、手足を自由に動かせなくなる現象を「睡眠麻痺」といいます。金縛りや幻覚、何かが皮膚に触れたように感じるなどの「入眠時幻覚」を伴うケースも多々あります。

身体の感覚に異常をきたす睡眠麻痺の現象を「身体がしびれている」と感じているケースもあるかもしれません。睡眠麻痺が長期間続くと睡眠障害につながる可能性もあるため、早めの対処が肝心です。

寝ている時に身体がしびれたらどうしたらいい?

しびれを放置すると睡眠の質が低下し、日常生活に支障をきたす可能性があります。寝ている時のしびれ症状は、早期に対策をすれば改善するかもしれません。しびれに悩まされている方は、以下の対策方法を試してみてください。

寝姿勢が原因でしびれている場合

しびれ症状が出にくい姿勢は「仰向け」です。仰向けで寝れば背骨のなだらかなS字カーブを自然な状態に保てます。すると、身体への負担も軽減され、血液の巡りがスムーズになります。

睡眠時のしびれが続いている場合

寝ている時のしびれ症状が1週間以上続いている場合、病気が潜んでいる可能性が考えられます。先ほどご説明したとおり、しびれ以外の症状がある場合や、しびれの範囲が広がる場合は、専門医による検査を受けましょう。

また、医薬品の副作用によって手足にしびれが発生している可能性もあります。日常生活に支障をきたす場合は、我慢はせずに早めに医師や薬剤師に相談してくださいね。

寝ている時に身体がしびれるのを予防するためには?

日常生活にしびれの原因がある場合、生活習慣を見直すことで予防できるかもしれません。ここでは、寝ている時のしびれを予防する方法について4つご紹介します。

生活習慣を変えてみる

自律神経の乱れは、全身がしびれる原因のひとつです。自律神経を整える3つのポイントは、「食事」「運動」「睡眠」です。

栄養バランスのとれた食事は、自律神経の安定に欠かせません。特に、ビタミンやミネラルは自律神経を安定させるために大切な栄養素です。ぜひ、日々の食事に取り入れてみてください。

ウォーキングやヨガなどの有酸素運動をすると、身体の隅々まで酸素や血液が運ばれます。体内の巡りがスムーズになると副交感神経の働きが促進されて、自律神経が安定しやすくなります。

規則正しい睡眠習慣も意識しましょう。寝不足や昼夜逆転の生活、休日の寝だめは避けて、決まった時間に就寝・起床するよう心がけてみてください。

ストレス解消を意識してみる

自律神経とストレスは、密接な関係があるといわれています。

ストレスを感じると、身体が緊張状態になる交感神経が優位に働きます。長期的なストレスによって交感神経が働きすぎると、安静時に活発になる副交感神経の働きが低下し、自律神経の乱れにつながるのです。

自律神経を安定させるには、できるだけストレスを小まめに発散することが大切です。

ストレス緩和に効果的なラベンダーやカモミール、ゼラニウムなどのアロマもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。

寝姿勢を改善するために枕を変える

寝ている時にしびれを感じる方は、枕が身体に合っているか確認してみましょう。

首の中には「脊髄」という太い神経が通っています。脊髄とは脳から背骨の中まで伸びている神経で、脳からの指令を手足に伝える役割も担っています。

身体に合わない枕を使ったために脊髄が圧迫されると、手足のしびれにつながります。しびれを放置していると、運動麻痺や歩行障害、握力の低下が起こる可能性もあります。

寝ている時にしびれを感じる方は、特に枕の高さに注目してください。頭が沈み込まない、適度な硬さのある枕が理想的です。寝返りをうつ時の首にかかる負担が軽減され、しびれの原因となる脊髄の圧迫を防げるかもしれません。

寝姿勢を改善するためにマットレスや布団を変える

寝ている時に正しい姿勢を保つためには、身体に合ったマットレスを選ぶことも大切です。

仰向けで寝た時に背中とマットレスの間に隙間がある場合は、マットレスが硬すぎるかもしれません。マットレスが硬すぎると腰や背中に負担がかかり、しびれの原因になってしまいます。一方で、マットレスが柔らかすぎると、腰が沈み込み腰痛や寝姿勢の悪化につながります。

また、マットレスの素材選びもポイントです。就寝時にマットレスが汗で蒸れると身体が冷えて血行不良を引き起こし、しびれの原因になり得ます。保湿・吸湿・発散性に優れたマットレスを選びましょう。

寝てる時の全身のしびれを予防して気持ちよく目覚めるために

寝ている時に起こる全身のしびれは、生活習慣を見直すことで改善できる場合もあります。まずは、しびれの大きな原因でもある自律神経を整えることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

また、全身のしびれを予防し睡眠の質を向上するには、寝具にこだわることもポイントです。身体に合った枕やマットレスを選び、快適な睡眠ライフを手に入れましょう。

長く快適に使える寝具を見つけるために

快適な睡眠は人生の質を左右すると言っても過言ではありません。そのため、寝具を選ぶことは、重要な決断です。しかし「実生活で使ってみないと寝心地がわからない…」という不安を一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

そこで、SOERUの特別なオファーをご紹介します。

SOERUでは、皆様に自分にぴったりのマットレスを見つけていただくため、120日間の無料トライアルを実施しています。万が一、期間中に身体に合わないと感じた場合、返品・返金が可能です。

この機会に、新たな睡眠の質を高める、SOERUの寝具をぜひお試しください。

フィットネスモデル世界3位の田上さんも絶賛!

SOERUのマットレスは、従来のマットレスとは違い、自分に合わせたカスタマイズが可能です。あなたの骨格や体型、好みに応じて快適な眠りをサポート。
体験者の91.7%が寝てみたい!と回答したマットレスを体感してみませんか?

SOERUマットレスの詳しい説明を見る→

ブログに戻る
寝具に関する悩みを相談する →